theGreen REPORT

施設関連

2020.10.20

50種以上の自家製酵母のパンと地域食材の豊富なフードメニューが魅力。朝から夜まで楽しめるベーカリー&カフェ「R Baker」

theGreenのエントランスを入るとすぐに見える01棟。その1階、スタイリッシュな店舗のガラス窓越しには、ずらりと並ぶ焼き立てパンとピザ窯が。今秋theGreenに開店後、毎日行列ができるほどの人気店となったベーカリー&カフェ「R Baker」。多くの人が訪れるお店の人気の秘密を店長の荒井さんにお伺いしました。

 

季節を感じるこだわりのパンと豊富なフードメニュー。地産地消とフードロスへの取り組み。


–ベーカリー&カフェ「R Baker」とはどのような店舗なのでしょうか?

パンを販売するベーカリーと飲食を提供するカフェを併設したベーカリー&カフェです。「R Baker」は各地にあるブランドですが、なかでもこの店舗は、全国でもはじめての<R Baker EAT&TERRACE>として、パンと豊富なフードメニューを開放的な空間で楽しんでいただけます。

ーテラスもあり店内も広く、過ごしやすい空間…。店内には、たくさんのパンやフードメニューがあってわくわくします。酵母が並んでいたり、食材の紹介があったり、いろいろなこだわりがありそうですね。

それぞれのメニューにこだわりを持っています。パンは、数種の小麦と米粉、薔薇酵母をはじめとする複数の自家製酵母を使い分け、粉の練り上げから焼き上げまで、全ての行程を併設工房で行うオールスクラッチ製法で製造しています。手間も時間も非常に多くかかる方法なのですが、美味しいパンを食べていただくために毎日仕込んでいます。現在パンの種類は50種ほど。今後はもう少し増やして100種くらいまでは増やしたいと思っています。

ーパンだけで100種も!それは楽しみです。そのほかのフードメニューにはどんなこだわりがあるのでしょう。

もうひとつのこだわりは地域食材を使用したメニューです。ここではtheGreen内の店舗ならではのここでしか食べられないメニューを多数開発し提供しています。例えば、パンを作る際に発酵に使用するのは、千葉県産の野菜や果物を使用した自家製酵母。今ですと、さつまいもやにんじん、梨などを酵母にしているんです。季節ごとに酵母も変わりますが、それによってパンも変化するので、その季節の新しい味を味わうことができます。また、お客様の内からの健康と地域への貢献を考え、ピザやカレーなどのフードメニューにもたくさんの千葉県食材を使用しています。いすみ市の「高秀牧場」さんからは美味しいチーズを。山武市の「農園ふく笑い」さんからは手間隙をかけた有機野菜を、そしてフードロスの観点から、本来廃棄されてしまう規格外の野菜などを扱う佐倉市の「チバベジ」さんなどから野菜を仕入れてメニューにしています。朝から夜までいろいろなメニューを提供しているので、ぜひ利用していただきたいです。

 

看板メニューのカレーパンや地域食材を使用した釜焼きのピザ、ジェラートまで。


ー地域で採れた新鮮な食材を味わえるのは嬉しいですね。theGreenならではのメニューというのも楽しみです。中でもおすすめというメニューはありますか?

メニューは、大きくわけて、パン&フード、ピザ、ジェラートがあり、ピザとジェラートはこの店舗だけの限定です。そのほかフードメニューでも限定商品を数多く提供しています。その中でもぜひ召し上がっていただきたいこだわりのメニューをご紹介します。

まずおすすめしたいのが、店舗で手作りのカレーをたっぷりつめた「店内炊き秘伝の牛肉ごろっとカレーパン」(250円 / 税別)。ザクザク&もっちり食感の生地とごろごろと入った角切りの牛肉と野菜でボリューム満点。必ずと言っていいほどお客様が購入される看板メニューです。

自家製酵母を使用し、一つひとつ店内の窯で焼き上げる「いすみ市 高秀牧場の水牛モッツァレラマルゲリータ」(直径約33cm 1,280円 / 税別)は、小麦の風味豊かな生地と新鮮なモッツァレラをのせた素材の美味しさを楽しんでいただけます。テイクアウトもおすすめです。

福岡県の人気店「ViTO」が作るジェラート約11種を揃えています。黒ごまを練り込んだミルクジェラートの「黒ごまアーモンド」と国産クーベルチュールチョコレート使用の「フレイクショコラータ」は人気のフレーバーです。(ダブル 450円 / 税別)

 

くつろぎを提供する、みなさんの<ゼロプレイス>としてありたい。


―本当にバリエーションが豊かでどれも美味しそうですね!美味しい料理とパンをゆったりと楽しめる「R Baker」、今後どのような店舗になっていくのでしょうか?

「R Baker」のテーマとして<ゼロプレイス>というワードがあります。ここを訪れるみなさんが、もう一つの場所として自分の部屋のようにくつろいで過ごすことができる、そんな空間を目指していきたいです。また、わたしたちも地産地消やフードロスなどに取り組んでいるなかで、theGreenの地域に根ざした取り組みや環境への配慮などの理念に共感しています。新しい未来を描き、発信していける場所だと思っているので、いろいろ取り組みもしていけたら良いですね。

R Baker
theGreen 01棟1F
TEL : 0476-85-4771
営業時間:8:00~20:00
https://www.eat-and.jp/

Text&Photo:theGreen運営事務局